子供と携帯、その後
以前、安全性の観点から”子供と携帯”に関するBlogを書いた気がしますが、その時は、”持つこと”の是非は、そもそも問題のすり替えである的な内容だったかと思います(見返すのも面倒な年頃なので)。
その後、子供は、無事小学校を卒業し、現在、私立の中学校の一年生となりました。
もちろん、その学校も他の学校(たぶんそれ以上)の様に携帯が禁止されています。一部、塾へ通う子たちに向けて、塾のある日だけ持ってきて学校で預け、帰りに受け取るという例外はありますが、原則、登校時は、携帯禁止です。
まあ、その事自体は、いいのですが、自宅では、頻繁に、小学校時代の友達や小学校の頃通ってた塾友と頻繁にメールをしています。
これを見ていると、昔は、学校を卒業してしまい、違う学校に進んでしまうと最初こそ付き合いがあるものの、だんだんと疎遠になりがちだったものが、現代では、携帯というソーシャルネットワークツールが、結びつきのバランスを微妙に保ち、そのネットワークを拡散しながら、微妙な疎結合の上にバランスを取って成り立っているように見受けられます。
”微妙な疎結合”というのは、普段からいつも顔を会わせるほどの付き合いだと長続きしない友人関係でも、たまのメール程度だと近況から以前の話まで楽しかった情報の交換にとどまり、程よく長く付き合えるのでは無いかという意味です。
そういう子供達のやりとりを見ていると、こういう子供らが社会人になったときには、全く違う情報ネットワークや連携が行われていくんだろうなぁと思わずにはおれません。
っていうか、今の若い子達は、みんなそうなのかな、既に。
そういう意味でも、携帯は、すごく重要なデバイスになったとのだと思います。
そこも含めて、正しい使い方や正しいサイトを大人がきちんと整理してあげなきゃいけないのに....
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